ガリレイグループのマテリアリティ
ガリレイグループは、「食といのちの未来を拓く」というパーパスと「4つのありたい姿」の実現に向けて、マテリアリティ(重要課題)を特定しました。
これらの課題解決を通して社会や生活者の皆さまへ様々な新しい価値を提供し続けます。
マテリアリティに関する具体的な取り組み、指標・目標等の詳細はこちらのPDFをご覧ください。
ガリレイグループ
マテリアリティ
※1マテリアリティ「持続可能なサプライチェーンの実現」は、2024年9月24日の取締役会において、2030年度グループ目標・KPIを見直しました。
※2マテリアリティ「健康的な生活への支援」は、2024年9月24日の取締役会において、メディカル・ヘルスケアに貢献する製品、システム、サービスの対象範囲を拡張し、2030年度グループ目標を見直しました。
※3マテリアリティ「脱炭素社会の実現」は、2024年9月24日の取締役会において、グリーン冷媒への転換の新たな2029年度グループ目標を追加しました。
※4マテリアリティ「地域社会の共生」は、2024年9月24日の取締役会において、2030年度グループ目標を100件/年から200件/年に上方修正しました。
※5マテリアリティ「多様な人材の活躍」は、2024年9月24日の取締役会において、海外グループ会社の現地社員の管理職比率の集計方法を見直し、2030年度グループ目標を見直しました。
※6マテリアリティ「多様な人材の活躍」は、2024年9月24日の取締役会において、時間外労働平均時間の2025年度グループ目標を20時間から15時間に上方修正しました。
2019年11月に発表した「ガリレイグループSDGs宣言」は、マテリアリティとしてアップデートしました。
マテリアリティの特定
社会課題に対してガリレイグループとして取り組むべき課題を明確にするため、2023年9月にマテリアリティを特定しました。また、中長期的に取り組んでいく具体的な取り組みおよび指標・目標を設定しました。
マテリアリティへの取り組みを通じて、ガリレイグループは持続可能な社会の実現と中長期的な企業価値の向上の両立を目指していきます。
マテリアリティ特定のプロセス
マテリアリティと企業価値の向上
外部有識者コメント
マテリアリティの妥当性について外部の視点も交えて検証を行うため、2名の有識者の方にヒアリングを実施し、いただいた意見を踏まえてマテリアリティを特定しています。
國部 克彦 先生
神戸大学大学院 経営学研究科教授 博士
(経営学)
本来、マテリアリティは“会社のため”ではなく、“社会課題解決のために何をするべきなのか“を見るべきものです。“社会にとっての重要性”と、“ステークホルダーの期待”という二軸で重要度を評価しないといけません。意見交換を重ね、今回特定されたマテリアリティは、社会課題へのアプローチの視点が盛り込まれ評価できます。
今後の期待として今回特定したマテリアリティに対して、社会課題のフォーカスをさらに絞って、具体な事象に対して、どのようにアプローチして問題解決していくのか、更に検討を重ねてブラッシュアップすることで、マテリアリティがより実質化されると考えます。社会課題解決を通して新しい社会価値が創造されることを期待しています。
高岡 大造 先生
大阪電気通信大学 名誉教授 博士
(工学)
マテリアリティは企業理念、パーパスから抽出されており、これは非常に重要であり、良い方向性です。今回特定されたマテリアリティの中では、「生活者のくらしを向上」にて示されたおいしさの喜びをアップデートする取り組みは、ガリレイグループの独自性が発揮されており、とてもユニークです。
2021年より環境ビジョン「Dramatic Future 2050」を掲げられ、重要課題として特定されている「脱炭素社会の実現」は、既に実効性のあるKPIを定めた取り組みを全社で推進されており、形骸化しない工夫がなされています。今後は、「環境性能が高い製品の開発・提供」の取り組みを加速させ、省エネルギー・省資源の製品・サービスの開発により一層注力されることで、更なる企業価値が向上すると考えます。また、今回のマテリアリティの特定により、ガリレイグループ全体のサステナビリティへの取り組みが加速され、SDGsへの貢献や投資家からのより高い評価など、大きな成果につながることを期待します。
マテリアリティの妥当性評価
2023年9月、外部有識者2名をガリレイ本社にお招きし、サステナビリティ経営推進への取り組みの現状と目標に対する評価と今後に向けたアドバイスを伺いました。

【外部有識者座談会】マテリアリティから新たな価値創造へ
開催日 |
2023年9月26日(火) |
場所 |
フクシマガリレイ株式会社 本社ビル |
出席者 |
【有識者】
- 神戸大学大学院 経営学研究科教授 博士(経営学)
國部 克彦 氏
- 大阪電気通信大学 名誉教授 博士(工学)
高岡 大造 氏
【フクシマガリレイ出席者】
- 代表取締役 社長執行役員
福島 豪
- 取締役 上級執行役員
日野 達雄
- 社外取締役(監査等委員)
吉年 慶一、梨岡 英理子
|
※出席者の肩書、役職は2023年9月末時点