ガリレイグループのマテリアリティ
ガリレイグループは、「食といのちの未来を拓く」というパーパスと「4つのありたい姿」の実現に向けて、2023年9月にマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
マテリアリティへの取り組みを通じて、ガリレイグループは持続可能な社会の実現と中長期的な企業価値の向上の両立を目指していきます。
マテリアリティに関する具体的な取り組み、指標・目標等の詳細はこちらのPDFをご覧ください。
ガリレイグループ マテリアリティ
2019年11月に発表した「ガリレイグループSDGs宣言」は、マテリアリティとしてアップデートしました。
マテリアリティ特定のプロセス
外部有識者コメント
マテリアリティの妥当性について外部の視点も交えて検証を行うため、2名の有識者の方にヒアリングを実施し、いただいた意見を踏まえてマテリアリティを特定しています。
國部 克彦 先生
神戸大学大学院 経営学研究科教授
博士(経営学)
本来、マテリアリティは“会社のため”ではなく、“社会課題解決のために何をするべきなのか“を見るべきものです。“社会にとっての重要性”と、“ステークホルダーの期待”という二軸で重要度を評価しないといけません。意見交換を重ね、今回特定されたマテリアリティは、社会課題へのアプローチの視点が盛り込まれ評価できます。
今後の期待として今回特定したマテリアリティに対して、社会課題のフォーカスをさらに絞って、具体な事象に対して、どのようにアプローチして問題解決していくのか、更に検討を重ねてブラッシュアップすることで、マテリアリティがより実質化されると考えます。社会課題解決を通して新しい社会価値が創造されることを期待しています。
高岡 大造 先生
大阪電気通信大学 名誉教授
博士(工学)
マテリアリティは企業理念、パーパスから抽出されており、これは非常に重要であり、良い方向性です。今回特定されたマテリアリティの中では、「生活者のくらしを向上」にて示されたおいしさの喜びをアップデートする取り組みは、ガリレイグループの独自性が発揮されており、とてもユニークです。
2021年より環境ビジョン「Dramatic Future 2050」を掲げられ、重要課題として特定されている「脱炭素社会の実現」は、既に実効性のあるKPIを定めた取り組みを全社で推進されており、形骸化しない工夫がなされています。今後は、「環境性能が高い製品の開発・提供」の取り組みを加速させ、省エネルギー・省資源の製品・サービスの開発により一層注力されることで、更なる企業価値が向上すると考えます。また、今回のマテリアリティの特定により、ガリレイグループ全体のサステナビリティへの取り組みが加速され、SDGsへの貢献や投資家からのより高い評価など、大きな成果につながることを期待します。
マテリアリティの妥当性評価
2023年9月、外部有識者2名をガリレイ本社にお招きし、サステナビリティ経営推進への取り組みの現状と目標に対する評価と今後に向けたアドバイスを伺いました。

【外部有識者座談会】マテリアリティから新たな価値創造へ
| 開催日 |
2023年9月26日(火) |
| 場所 |
フクシマガリレイ株式会社 本社ビル |
| 出席者 |
【有識者】
- 神戸大学大学院 経営学研究科教授 博士(経営学)
國部 克彦 氏
- 大阪電気通信大学 名誉教授 博士(工学)
高岡 大造 氏
【フクシマガリレイ出席者】
- 代表取締役 社長執行役員
福島 豪
- 取締役 上級執行役員
日野 達雄
- 社外取締役(監査等委員)
吉年 慶一、梨岡 英理子
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※出席者の肩書、役職は2023年9月末時点